April アイスコーヒーレシピ 第2弾(イベント仕様)

6月 23日 2023年

April アイスコーヒーレシピ 第2弾(イベント仕様)

先日、Kiguが日本で販売しているドリッパー等を生み出したApril Coffeeのパトリックが、大阪の梅田阪急で行われた北欧フェアにてコーヒーをサーブしました。

 

その際の「アイスドリップコーヒー」のレシピを今回ご紹介します!

 

彼が来日して、日本の水や環境などを考慮して調整したレシピです。

彼がYoutubeで公開しているレシピと若干異なります!

必見です。

 

ブログ終わりにはNaruoのイベント余談と、写真を載せています。

 

 

元になっているアイスコーヒーのレシピはこちら。↓

 

 

 

◻︎必要なもの

・aprilドリッパー (どの素材でもオッケー!)

・平底ペーパーフィルター(april ペーパーフィルターが望ましい)

・サーバー

・コーヒー豆15g(中細挽き、ホットコーヒー作るより少し細かめ)

・大きめの氷キューブ8つ(合計160g〜170gくらい)

・お湯(91℃)

・コーヒーグラインダー

・スケール

 

 

 

 

◻︎作り方

 

 

セットアップ

ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、お湯でリンスをして挽いたコーヒー粉を入れます。

次に、氷キューブ4つ(約80g)を入れたサーバーの上にドリッパーをセットします。これでセットアップは完了です。

 

 

1投目、30g注ぐ

タイマーをスタートして、お湯30gをコーヒー粉全体に満遍なく馴染むように回しながら注ぎます。乾いているところがないようにしましょう。 

ここで全体にしっかりお湯がかかることが重要!ちょっと難しい。

 

 

2投目、100g注ぐ

タイマー開始から35秒たったら、100gのお湯を注ぎます。

この際に、10秒間で全て注ぎきることを念頭に、5秒間は回すように注ぎ、後の5秒間は中心に注ぎましょう。

 

 

落ちきるのを待つ

目標は開始から3分ほどで落ち切りです。

 

 

完成!

全部落ち切ったら、お好みのカップに別の氷キューブを4つ入れて、その上に先ほど作ったコーヒーを注いで下さい。

出来上がりです!

 

 

以前にこのKiguのブログで紹介したレシピよりも、注ぎ方などを含めて若干難易度が上がりますが、一杯分にちょうど良いくらいのコーヒーが出来上がるのと、氷が少なく済むのでとっても良い感じ。

 

ぜひお楽しみくださいー!

 

 

 

 

レシピの余談

北欧フェアの際には前日からパトリックが会場入りして、それぞれのメニューを調整しました。実は事前に聞いていたレシピから結構変わってます。

 

変更要因の大きな所は、お水の違い。

 

日本のお水はかなり軟水で味が出にくいらしく、その点も含めて調整が入りました。話を聞いていると、前回のメルボルンでのBarista Championshipにおいても、このお水問題でとっても苦労されたそう。当時は味がしょっぱくなって全然ダメだったと言っていました。

 

ちなみにこのアイスコーヒーのレシピに関するメモをスタッフがとってました、こんな感じ。

 

Grind size 7.5
Coffee 15g
4 Ice cube in server & 4 Ice cube in cup
(4 Ice cube about 84g)

0:00 30g in
0:35 100g in (5 round 5 center)
TBT 3:00

 

(Grind Sizeの7.5、これはOption-OのP100という機種の挽き目です。ホットは8でした。)

 

実は、「水出しコーヒーもやらない?」って提案してみたんですが、

「やってみてもいいけど、Aprilでは基本的にやってないんだ。好きじゃなくてね。定まったレシピもない。

だからもしかしたら当日僕が満足しないものが出来るかもしれないし、その場合はお客さんには出さないよ」と言われ、断念しました。

 

Aprilのある北欧コペンハーゲンでは夏が短く、アイス系のレシピはあまりでないらしい。

 

彼としても、環境の変化がある少しチャレンジングなイベントになり、また6月の大会に向けた大事な時期にも関わらず、来日して美味しいコーヒーをサーブしてくれました。

 

日本の環境に合わせた美味しいレシピ、april ブリュワーをお持ちのかたはぜひトライしてみてください!

 

 

 

 

 

以下イベントの余談が続きます。

 

 

 

イベント準備の余談 - Naruoの感想

このイベント、実は準備がすごい大変でした。KiguのShinちゃんが旗を振って方々に動いて準備してくれたのですが、何が大変って、関係者が沢山いる中のコミュニケーション。

 

Patrik  デパートのコーディネーターさん  デパートのイベント担当者さん  Shinちゃん  Naruo ⇔ Patrik

 

という謎のコミュニケーションループがあり、伝えていた要望が伝わってなかったり、逆にこちらの質問が返ってこなかったりという、

なんというかてんてこまい。 

 

なんでこんなややこしいかというと、責任の所在が違ったから。

 

主に器具・豆・ドリンク、日本のスタッフの手配等、コーヒーブースをセットアップすることがKigu側。

 

それ以外のパトリックの航空機やホテル準備、イベント運営全般のルール共有やディレクションとそれにかかるAprilチームとのコミュニケーションなどがデパート側。(というのが私の認識)

 

その中でもちろん

じゃあこれはどっちの担当?

っていうものや、

え、それ最初に言ってたことと違いますけど、、ってことがいっぱいありまして、

その上パトリックは担当区分の垣根を超えて、縦横無尽に自身の意見や要望を、デパート側とNaruo側へ投げてきます。

 

 

いやマジよくイベントやり切れたと思います。

何度も、「みんなでLINEグループ作ろうよ!」って思いました。

 

 

けっこうギリギリまでどうなるかハラハラしましたが、

当日はというと、本当に大盛況。

 

多くのが方々が彼のコーヒーを飲みに来てくれて、とても良いイベントになりました。

裏では停電したり、マシーンが調子悪くなったりと色々問題もありましたが、関わってくれた沢山の方々のおかげで、スムーズにイベントを終えました。

 

 

またこういうイベントがあれば挑戦したいと思います。 

最後に当時の写真をたくさんどうぞ。

 


 

 

 

 


 

 

こちらの女性はソラさん。April ソウルから来てくれたバリスタで、日本語と英語も喋れるすごい人。二人が並んでバリスタをするシーンがシフト上無かったため、ご飯行った時の写真です。

 

 

 

 

 

ありがとうございましたー!


コメントする

承認の後にコメント掲載されます。


Also in Blog