Nonstop Coffee Brewers Cup2023チャンピオンレシピのご紹介!

6月 20日 2023年

Nonstop Coffee Brewers Cup2023チャンピオンレシピのご紹介!

 

こんにちは!Shinnosukeです。

 

本日は5/27-5/28に金澤コーヒーフェスティバルで実施された『Nonstop Coffee Brewers Cup2023』で優勝された「まゆきち」さんのレシピをご紹介します!!

 

今回の『Nonstop Coffee Brewers Cup2023』ではKiguが協賛させていただき、Sibaristを使用した大会となっています!

 

Sibaristを使った美味しいコーヒーの淹れ方を知りたい方は必見です!

 

内容としては

・まゆきちさんのご紹介

・チャンピオンレシピについて

・レシピのポイント

・実際にやってみた

 

となります!

 

□まゆきちさんのご紹介

自己紹介

現在大学3年生でバリスタ歴史約1年半です。

あだ名はスターバックス時代の先輩がつけてくれた「まゆきち」です。

コロナ禍での自粛期間中にスペシャリティコーヒーを知り、去年6月にGlitch coffee & Roastersに入社しました。

好きな豆は綺麗で若干デイリー寄りのウォッシュドです。

Mere Toolという屋号でPop Upを今年の2月から開始し、次回は9月末あたりを予定してます!

 

 

□レシピについて

(まゆきちさんのInstagramより)

Tools 

・Hario Switch 

・Shibarist Cone FAST S (大会指定)

・Comandante MK4

・南アルプスの天然水(大会指定)

・Hidden beans(課題豆)

→Colombia geisha Washed

 

Recipe 

・Dose 23.5g

・Grind 29 clicks 

・Water 140g (70g→90℃、70g→70℃)

 

①0:00〜0:10 30g ←透過

②0:40〜0:50 40g (70g)←透過

 

1:30 close

 

③1:40〜1:50 70g (140g)←浸漬

 

2:10 open

 

yield 85gになったらclose (〜2:30狙い)

 

抽出液:湯=1:1の割合でバイパス

 

☆Points 

・湯温①②→90℃、③→70℃

・全てcircle pour 

 

□今回のレシピのポイント/Sibaristについて

湯温のコントロールとバイパスすることにより抽出後半に出てくるネガティブを取り除き、渋さが出てくるポイントを探してそのタイムを越さないようレシピを組みました。

 

初めは無限Switchでレシピを組んでいましたが、コーチをしてくださった藤崎先輩と検証を重ねていくうちに純正Switchの方が渋さが消えることがわかったので最終的にSwitchを使用してます。

 

Sibaristは他のフィルターに比べて湯抜けが早い事が特徴です。だからと言って細かく挽いてしまうと質感が悪くなり、ネガティブも出やすくなってしまいます。なので今回はこの特性によって崩れやすい「アフターとテイストバランス」をどう良くするかにフォーカスしました。普段家で使っているレシピより荒く挽き、Doseを多くすることによってパウダリーを避けて全体的な厚みが出るようにしてます。

 

 

□チャンピオンレシピやってみました

 

Shinnosukeがレシピを見た最初の感想は「難しそう&めっちゃ面白そう。一体どんな味わいのコーヒーが出来るんだ!?」です。

きっと他の多くのコーヒーラバーも興味津々なのでは?と思い、気付いたら準備始めてました。

 

用意したものはこちら

 

コーヒー豆は大会用で用意できなかったので今回はKurasuの「ルワンダ カマジュンバ」で淹れてみました。

 

ポイントその①

2つの温度のお湯を用意する

Fellow Stagg EKGケトルを使って90℃と70℃のお湯を準備します。

 

ポイントその②

2つのスケールを用意する

ドリップスタンドの下に1つ、スタンド内に1つセットします。

こうすることで下のスケールではドリッパーに注いだ湯量、上のスケールでドリッパーから落ちて抽出されたコーヒーの液体量を測ることが出来ます。(ダブルスケールすご!!)

 

コマンダンテで挽いていきます。(29クリック)

 

 

実際に挽いた粉の粒度はこちら

 

 

お湯を注ぎます。

(1投目は90℃で30g、2投目は90℃で40g)

 

 

 

スイッチを上げて浸漬式にします。

 

 

 

お湯を注ぎます。

(70℃で70g)

 

 

スイッチを下げて透過します。

抽出量が85gになったら終了

 

 

 

落ちたコーヒーの液量と同じ量のお湯をカップに注ぎます。

(バイパスと呼びます。)

 

 

完成です!文字だけで見ると少し難しそうなイメージでしたがやってみると全然難しくなかったです!

(スケールやケトルの用意という意味では難しいかもしれませんが、、、!)

 

 

 

 

味わいとしては全体的にクリーン且つ質感(ボディ)もあって甘さもありつつ酸がキレイに出ている印象です。Kurasuのルワンダの風味表現にある赤リンゴのような鮮やかな酸、アプリコットのような柔らかい質感がしっかり出ていてめっちゃ美味しいです!!

 

この味の出方は普通の透過式では中々出せない味わいだと思います。

バイパスと2つの温度違いによる抽出、さらにSibaristという他にない透過速度のフィルターだからこそ出来る特別なレシピだと思いました。

 

Sibaristの楽しみ方まだまだ沢山ありそうですね!!

まゆきちさん有難うございます!

 

 

 

まゆきちさんのコーヒーを飲みたい方は東京の神保町にあるGLITCH COFFEE&ROASTERSに行くかPOP UPに行ってみてください!

 

中々ご自宅で真似出来る方は多くないかと思いますが、出来る方は是非挑戦してみてください!!

 

では、今日もワクワクするコーヒーライフを!

 

Shinnosuke


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