[Ode] James Hoffmanの辛口レビューをご紹介

6月 30日 2023年

[Ode] James Hoffmanの辛口レビューをご紹介

こんにちはNaruoです。

 

みんな大好きコーヒー系Youtuberで、自身は2014年の世界チャンピオンであるJames Hoffman。多くのコーヒー器具をレビューして、業界での信頼がとても高いのが特徴です。

 

今回は彼が以前にOde Gen2をレビューした動画を、さくっとまとめて、翻訳してみました。 

 

辛口で正直なレビューですので、これから購入を検討している方には、ぜひ読んでほしい!

 

基本的には、Gen1と比較してどう良いか悪いかが深く言及されています。

 

 

時間がない方は、以下の要約だけでも読んでください

 

 

要約

「Ode Gen2は、オリジナル刃が以前よりも細かく挽けるようになったのがとても良いポイント。また機能面では静電気除去やビープ音の向上など、ユーザー体験の改善がかなりあり、特にフィルターコーヒーを淹れる人には良い。甘みと透明感のある味わいは良く、ボディもあるので味わいは向上している。

ただ、個人的には粉受けカップの注ぎ口の角度やフタが好きじゃないし、無問題におすすめはしない。刃単体のコスパはとても良いが、本体含めた価格は高いので、予算が合う人にとっては良いと思う。」

 

 

レビューとしてしっかりしている上に、ユーモアのある喋り方で見てて飽きないので、気になる方はぜひ本動画をチェックしてください。

 

以下は要点をかいつまんで翻訳してみました。

 

===============翻訳===============

 

2020年ごろに発売されたOde の初代機(Gen1)について、当時とっても楽しみにしていましたが、いくつか問題点もありました。

 

さてこのGen2ではそれが改善されているのか、またこのビデオの最後には私が皆さんに勧めやすいグラインダーたり得ているのか、チェックしましょう

 

 

今回の私のレビューは、

・グラインドについて

・ユーザー体験(UX)について

の2つを見ていきます。

 

 

グラインドについて 

まず旧世代のGen1については、あれは私が好む細さまで挽くことができなかったので、正直言って破綻した製品でした。

刃のデザイン上、挽く細かさに限界があったんだ。

 

ここが最初の改善点で、Gen2の刃は率直に言ってかなり良いです。

別売りの刃で80ドルってのも、良いコスパ。

 

開発に携わったLance Hedrickにも話を聞きました。彼とFellowのNickはたくさんのテストをしたようです。

彼らが目指していたのは、深い焙煎豆では素晴らしいテクスチャーとボディを生み出し、浅い焙煎豆では透明感と甘みが感じられることです。 

 

さてじゃあもっとお金をかければ、もっとおいしいコーヒーが作れるでしょうか?
恐らくできます、、、ただその見返りとコストのバランスは急速に悪くなっていくでしょう。
このGen2刃で作るコーヒーだけでも、 とても楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

 

 

SSP刃と比較

SSP刃と比べてみましたが、味は驚くほど近かったです。

SSP刃の方が少し透明感が高く、甘味がほんの少し強いですが、その違いをわざわざ探す必要があったぐらいです。

レーザー粒度分布測定器を使っても、微粉がSSPの方が若干少ないとはいえ、その分布データにはかなり近いものがありました。

 

このOde Gen2の刃は本当に性能のいいものになっています。

NickとFellowのチームが、この製品全体を仕上げるために多くの時間を費やしたことは、本当に意味のあることだったと思います。

 

 

ユーザー体験について

 

Gen1ははっきり言って、Messy(散らかる)で、Annoying(イライラする)でした。

Gen2ではいくつかのポイントで良くなっています。 

 

最初のポイントはホッパー

投入口の角度が約20度から27度になって、豆残りが軽減されました。Gen1はよく残ってイライラしましたね。

 

2つ目のポイントは静電気の軽減

これは QOLがかなり向上するアップデート。Gen1は静電気すごかったですから。

私は、普段はコーヒー豆に水をかけてからグラインドして、静電気を予防しています。RDTという方法です。

で、時々それを忘れてしまうんだけど、Gen2なら忘れても問題ないですね。

 

 

3つ目は音

Ode Gen1は、挽き終わりにビープ音が鳴っていました。あの機能は本当に理解し難かったですね。

まず好きになれない音。次にグラインダーが挽き終わっているのなんて普通に駆動音を聞いていたらわかる。

「挽き終わったよ!」ってわざわざ伝えてこなくて良いのに。

グラインドが終わったことをわざわざ伝えたいのなら、音を聞き取るのが難しい人のために、ライトがつくとか、そういう機能をつけないといけないでしょ。

このGen2は挽き終わりのビープ音が無くなって、良くなったと思います。

 

ノッカーは、このグラインダーが作る音で一番うるさい。悪くない機能ではあるけど。

 

 

次はカップ。

カップも大きくなって良いのですが、このカップの中についているフィンが好きじゃない。もっと角度を急にしてくれたら、もっとするする落ちる気がするけど、今のままだと少し振ってコーヒーを入れたりしないといけない。

 

あとこれは僕がレビュワーだからなのかもしれないが、カップのフタがもう少しタイトにフィットしていたらよかった!

少し緩いのが好きじゃない。本当に好きじゃない。

ちゃんとフィットする場所を探って動かしてしまうんだ。

でも多分、このフタを使わずにグラインドすれば良い、、それが答えだと思うよ。

 

もし誰か、Ode Gen2用のいいカップを作ってくれるならかなり興味があるから教えてね。

 

 

コーヒーの味(実際に淹れる)

甘みがたっぷりで、透明感があり、ボディもいいです。

他の刃と比較してとやかく言いたくないので、シンプルな問いに答えてみます。

 

「ほとんどの朝を楽しめるコーヒーを淹れれるか?」

 

答えはYesです。

 

Odeのデザインはシンプルで、場所もあまりとらない。 

 

 

人に勧めれるのか

私としては簡単に皆さんに推薦できそうな気がします。不満な点は本当に小さなものでした。

ただ、価格については、Gen1よりもこんなに高価になるべきなのかわからないかな。

もしGen1と同じ価格だったら、かなり強く推薦できる。 Gen1があるから、価格差を生むためにGen2がこの価格になってしまっているんじゃないかと推察してしまうね。

 

これからこの価格帯に挑戦するグラインダーは現れてくると思います、 フィルターコーヒーに最適で、エスプレッソはできないけど、使い心地がよく、カップのクオリティもいいというグラインダーがね。

 

ただ今、多くの人が疑問に思っている

「フィルター用にはどんなグラインダーを買えばいいの?」
「家でエスプレッソを作りたくないんだ。」

の回答は、このOde Gen2だと思う。予算が合うならね。

 

============翻訳 終わり==============

 

いかがでしたでしょうか。

KiguのNaruoはJames Hoffmanの動画が大好きで、いつもみています。わかりやすい上にコーヒーに関してはメーカー側に迎合しないスタイル、そしてユーモアがすごい。

喋り方も好きです。アクセントがすごい好き。

これぐらい面白く、そして信用ある動画をKiguでも作っていきたいものです。

 

 

Naruo

 

 

Ode Gen2商品ページはこちら


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