Kiguは2021年に、海外のコーヒー器具専門のオンラインサイトとして誕生し、
今日まで様々な器具を紹介してきました。
そのストーリーは2013年のシドニーまで遡ります。
Kiguを運営する合同会社Kurasuは、創業者の大槻洋三が2013年に、シドニーで日本の生活雑貨を販売をした所から始まります。
当初は日用品がメインでしたが、特に人気のあったコーヒー器具や日本のコーヒー文化を世界に発信することに注力することを決め、事業を展開。
2016年には本拠地を故郷である京都に移し、初のコーヒースタンドをオープン。スペシャルティコーヒーの自家焙煎もスタートし、現在では京都に3店舗、海外に2店舗をかまえ、世界30カ国以上に商品を配送しています。コーヒー器具・豆・文化を世界へ発信する「Kurasu」の名前は、国内外問わず有名になりました。
日本のコーヒー器具や文化が海外から高い評価を受けていることを、私たちはKurasuを通じて感じてきました。ただ翻って、国内に目を向けると、海外で見られるような器具は多くありません。ある意味閉鎖的なコーヒー文化がある日本には、海外の人が日本のコーヒー器具を手にした時のような喜びや感動は、少ないように見られます。私たちは、日本の人にももっと様々なコーヒー文化の可能性や、新しい体験を感じてほしいと思いました。
ただそういったコーヒー器具が中々日本には入ってこれない現状があります。
理由は、開発者やメーカーとの言語の壁、食品検査・表示・安全性に関する高い規制の壁、コーヒー文化の違いによる壁など様々。
開発者達は、日本のコーヒーラバーに製品を届けたいけどできない。
他方、海外の気になる製品を使ってみたいのに、日本で販売している場所が無くて買えない日本の人々。
それぞれがコーヒーへの強い思いを持っているにもかかわらず、それらの壁のせいでお互いを諦めてきた実状があります。
合同会社Kurasu代表
京都生まれ、ニューヨーク育ち。大学卒業後、ゴールドマンサックスに入社。退社後、シドニーで日本の「暮らし」の中にあるデザイン性の高い雑貨を販売するオンラインショップ、「Kurasu」をスタート。
現在は日本のコーヒー器具を専門とし、2016年から京都に3店舗、シンガポールとバンコクにもオープン。日本全国のスペシャルティコーヒーロースターと提携したコーヒー豆の定期購買サービスを展開するなど世界へ日本のコーヒー文化の発信に取り組んでいます。
Kigu責任者。
大学卒業後、銀行に営業職で入社。
その後ワーキングホリデーでコーヒー文化の盛んなオーストラリアのメルボルンに渡り、コーヒーの魅力に取り憑かれ、バリスタとして2年間働く。
2021年に帰国後、合同会社Kurasuに入社し、Kiguの立ち上げを担当。日本では販売のなかったブランドや、海外コーヒー器具をオンラインサイトを通じて紹介している。
Kigu営業担当
海上保安庁を退職後、コーヒーと接客業の魅力に惹かれてスターバックスで約6年働く。
スターバックスではコーヒーに特化した新業態店舗の立ち上げにも携わる。
その後、不動産、コーヒー機器の営業職を経験した後合同会社Kurasuに入社し、営業担当として新規開拓、既存顧客との信頼構築に邁進している。
趣味は筋トレ、特技は懸垂