パトリックワークショップレビュー 

11月 13日 2022年

パトリックワークショップレビュー 

さて遅ればせながら、先日のSCAJの後に開催しました、April Coffee Roastersのパトリックによるワークショップのレビューをさせて頂きます。

 

実際に頂いたご感想も交えながら、当日の雰囲気を感じ取って頂ければと思います。

当日ご参加されていた方は、ぜひ暇つぶしに、記事巻末のNaruoからのレビューをお読みください。

 

 

本日のトピック

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  • ワークショップ概要
  • 当日のアジェンダ
  • 注目いただいたポイント
  • 参加者の声
  • Naruoからのレビュー (長文)

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ワークショップ概要

@東京

日時:10月15日 18時半から20時頃まで

場所:dotcom Space Tokyo

参加人数:30名

 

 

 

@京都

日時:10月16日 18時から19時半頃まで

場所:Kurasu Ebisugawa

参加人数:10名

 

当日は、弊社代表の大槻が、翻訳を務めました。

 

 

当日のアジェンダ

 

  • コーヒー作りに対する彼の考え方
  • コンペティションに参加する理由
  • 自身で開発、使用したApril Brewerでのアプローチ、大会での考え方の共有
  • April Brewerを使用してのコーヒー抽出、試飲提供
  • Q&A 

 

などなど盛りだくさん。

 

 

 

注目いただいたポイント

 アンケートなどから注目いただいたポイントを抜き出しました。

 

 ・プリグラインドすること

コペンハーゲンにあるAprilのカフェでも、抽出の直前ではなく、前日からコーヒーを挽いておき、味の一貫性を高めている。大会でも同様に行っています。

 

・April Brewerの魅力

焙煎から抽出まで一貫した彼のスタイルを体現するために開発されたBrewerは、Aprilのコーヒー豆を最大限抽出する。甘さやバランスの点で、平底型を選び、とにかく一貫性の高い抽出をするために設計した。

 

・シンプルなレシピ

大会でよく見られる複雑なレシピとは全く違った、シンプルなレシピ構成の考え方やその理由があります。

 

 

参加者の声

「1回じゃ理解しきれないボリューム内容だったので、複数回開催してほしい!」

「一貫性のある抽出をとても重視していることがわかった」

「間近で世界レベルの抽出が見れたのは感動!」

 

などなど色々なご感想を頂戴しました!

みなさんありがとうございます!

 

 

 

 

Naruoからの主観レビュー (長文)

 

ご存知の通り、10月12日から14日まで、年に1度の一大プロジェクトであるSCAJがありました。

その直後にこの2daysのワークショップをするという過密スケジュールに、Naruoは前月から戦々恐々としていました。体はもつのか。

 

「ワークショップ、終わるまでがSCAJですよ」

 

と、遠足帰りの先生が言いそうな格言を自身に言い聞かせていたのを覚えています。

 

登壇者であるパトリックに関しては、9月末に世界大会の決勝をメルボルンで終えたばかり。

そこから一度デンマークに帰って、1週間もしないうちに日本へ入国。

 

メルボルン(3週間) → デンマーク(1週間) → SCAJ(3日間) → ワークショップ@東京 → ワークショプ@京都 という過密スケジュールをして頂きました。

 

(ちなみに彼は、日本の出国後はそのまま韓国ソウルに向かい、新店の開店準備やオープンに参加していました。元気ね。)

 

彼が身を粉にしてくれるのです。踏ん張りどころだ!と精一杯ワークショップへ務めさせていただきました。

 

ご参加頂いたみなさん本当にありがとうございました。

 

 

当日の雰囲気

@東京

会場であるdotcom spaceさんは、よくイベントなどをしている会場で、同じ週には日本のバリスタチャンピオンが集まったセミナーなどもしていました。

ワークショップにはバッチリの場所です。

 

開場前から皆さんお越しいただきまして、ボルテージは最高潮(Naruoの)。

 

弊社代表大槻から始まりの挨拶をして、ワークショップがスタート。

パトリックが、彼の思いを熱く語りはじめます。

 

聞いている皆さんの雰囲気は、とっても真剣。パトリックから発せられる言葉をしっかり読み取ろうと、ご清聴されていました。

 

無駄話や小休憩を挟む間もないぐらい、一息で1時間半の工程を駆け抜けました。

 

 

@京都

京都が東京のワークショップと違った点は、直前にゲストバリスタとして実際にKurasuの店頭に数時間パトリックが立っていたこと。

 

会場が狭かったのもあり、ワークショップ参加人数を絞っていたので、代わりにゲストバリスタ時間を設けて、多くの方に彼のコーヒーを楽しんでもらいました。

 

ワークショップ以上にお客さんが訪れ、2時間半で40杯以上彼自身にドリップしてもらいました。

汗だくでした。初めてのカフェに来ても、動じずにコーヒー抽出できるのがすごい。

 

その後、時間となってワークショップスタート。

東京の時と同様に、みなさんとても真剣に聞き入っていました。またQ&Aの時間には、気になるポイントを積極的に質問してもらえました。

 

 

終わりに

両会場とも真剣な雰囲気の中、とっても大盛況であっという間でした。

 

またコーヒーマンとしてこれまでに発見したことや、メソッド、抽出のポイントなどを、シェアして広めたいという思いが、パトリックにとって本当に強く、とてもオープンマインドであることを実感しました。

 

もし次回開催するなら半日ぐらいかけて、じっくり全員と話しながらやるようなワークショップもいいなと思えるほどです。

 

改めて、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

今後のKiguでは、さらに面白いイベントをやっていきますよー!

 

 

 

余談

SCAJ終わりに彼とご飯を食べに行った時のこと。

Naruoの乱れた食生活に対して彼から丁寧に指摘されました。内容を要約すると「レッドブルとインスタントばっかりはダメだ」とのこと。(当たり前にダメなんですが)

ちなみに彼は、ほぼ毎日自炊しているらしいです。

 

その時話したのは、コーヒーマンとしてではなく、CEOとして会社をどう経営するのか。一緒に働く人の大切さと、そこに深く関わるデンマークでの人々の働き方についてなど。

 

そういえば、April Coffee Roastersのカスタマサポートの受付時間は13時から16時の週4日のみ。(短い!)

ワークライフバランスを重視する北欧の国にあって、CEOの活力と、全員の足並みを揃えるのって、かなり大変なんだろうなと思います。

 

そこらへんの話は、代表の大槻や大木と、とても盛り上がっていました。大槻とは似ているところが多いようです。

なんせ感情のフラットさがすごい。動じない。世界で戦う人の強さを見ました。

Naruoは疲れていて、ほぼ上の空でしたが。惜しいことをしました。

余談終わり。 

 

 

 


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