コーヒーにベストなオルタナティブミルク(代替ミルク)! 〜翻訳シリーズ11〜

4月 10日 2022年

コーヒーにベストなオルタナティブミルク(代替ミルク)! 〜翻訳シリーズ11〜

皆さまこんにちは、KiguのNaruoです。

 

FELLOWブログの翻訳シリーズ、第11弾。

 

彼らが随時更新している興味深いブログをもっとみなさまに知って欲しくて、翻訳しています。

今回のテーマは

「The Best Alternative Milk For Coffee」

 

直訳すると、「コーヒーのためのベストな代替ミルク」

 

代替ミルクというのは、牛から取れる牛乳以外のミルクのことを指します。代表的なところでは豆乳がありますね。

 

牛乳でお腹を壊しやすい方やアレルギーの方、最近日本でも増えてきているヴィーガンの方によく好まれますが、実は豆乳以外にも色々あります。

 

今回のブログで

カフェラテの可能性を一緒に模索しましょう!

 

原文はこちら

 

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2019年11月13日

コーヒーにベストなオルタナティブミルク

植物由来食品の消費が増えているのと同じように、植物性乳製品の消費は増えてきています。

豆乳やアーモンドミルクが唯一の代替ミルクであった時代は終わりました。

乳製品の代用品を探している人が増えるにつれ、牛乳の代わりになるクリーミーで満足感のあるミルクが市場に溢れるようになりました。

ヘンプ、マカダミア、フラックスなど、たくさんのミルクがありますが、コーヒーに最適なものを見つけるのは難しいものです。

アーモンドラテに飽きたので何か違うものを試してみたいという方にも、最近乳製品を控えるようになったという方にも、今日はぜひ試していただきたい代替ミルクをご紹介します。

 

オーツミルク

 

オーツミルクは現在とても流行っている代替ミルクです。

かなり以前から存在していましたが、オーツミルクを広く一般に本当に普及させた最初のブランドは、間違いなく2016年にアメリカ市場に参入したスウェーデン拠点のOatly社です。

 

多くのバリスタがOatlyを愛用しており、実際、2018年には同ブランドのミルクが大幅に不足したほどです。

 

オーツミルクは、ほのかな甘みとリッチでクリーミーなテクスチャーが特徴。牛乳と同じというわけではありませんが、カフェラテに滑らかでベルベットのような質感を与えるには最適な素材です。



牛乳や(あるいはヘンプミルクや豆乳などの植物性)よりもタンパク質含有量が少ないので、カフェラテ用のマイクロフォームを作るには少しコツがいります。

 

また、たんぱく質が少ないため、牛乳などに比べるとマイクロフォームの安定性が悪くなり、比較的短い時間で泡が消えてしまいます。しかし、この甘美な風味を味わうには、それだけの価値があると思います。


 

豆乳(ソイミルク)

 

牛乳の代用品として定番ですが、これには理由があります。古代中国から始まり、これまで豆乳は何世紀にもわたって利用されきたためです。

 

豆乳はオーツミルクと違って、牛乳とほぼ同じ量のタンパク質を含んでいるため、エスプレッソマシーンなどで適切にスチームするとかなり安定したマイクロフォームを作ることができます。

 

豆乳は長い間市場に出回ってきたため、多くの添加物や安定剤が使用されており、牛乳と同じような働きをすることができます。

 

とはいえ、従来の牛乳とは異なる点もたくさんあるので、スチームする際には注意が必要です。また、熱に弱く変化しやすいので、温度は従来の牛乳よりも少し低め、60度程度に保つとよいでしょう。



豆乳に対してよく聞く主な不満は、その風味が少し強すぎることです。市販の豆乳では人工的な後味がすることがありますが、逆に自家製の豆乳はとても「豆っぽい」と言われることが多いようです。

 

 

ココナッツミルク

 

少し甘めのものが好きな方は、ココナッツミルクがおすすめです。ココナッツミルクは圧倒的にリッチでクリーミーな味わいですが、ブランドによっては糖分が強すぎる場合があります。

 

特に、モカやパンプキン・スパイス・ラテのようなコーヒー以外も含まれたフレーバードリンクに入れると甘みが増すので、人気のある代替ミルクです。

 

ココナッツは脂肪分が多く、他の乳製品よりも濃く、脂肪分が多い(つまりコクがある)のが特徴です。

 

オーツミルクと同様、ココナッツミルクもタンパク質が少ないため、豆乳や牛乳と比べると、ミルクをマイクロフォームにするのが少し難しいかもしれません。通常よりたくさん空気を含ませるようにスチームするのがコツです。

 

多くのメーカーが、ココナッツミルクと別の植物性ミルク(大豆やアーモンドなど)をブレンドして製造しています。タンパク質の含有量を少し増やし、しつこい甘さをまろやかにしてくれるからです。

 

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Naruoのコメント

いかがでしたでしょうか。

ミルクと言っても色々ありますね。今回はバリスタがミルクを使ったりお客さんに勧める際に参考になる内容が多かったように思います。

 

私が、メルボルンでバリスタをしていた時は、飲み物のオーダーの3分の1くらいは代替ミルクを使ったドリンク で、平日でも1日に10リットルくらいは使っていました。

 日本ではまだ浸透度は高くないですが、ヴィーガンや健康のために牛乳を控えている人は、海外に多い印象です。

 

みなさんもぜひ一度トライしてみてください!おすすめはオーツミルク。

豆乳が好きじゃないという人にも、クセが少なくて飲みやすいと思います。また、ブランドによって結構味に差があるものなので、是非好きなオーツミルクを探してみてください。Oatlyのミルクは、甘くて少しとろみがあります。そのままでも美味しい。多分添加物多いけど。

 

また本文中で出てきたミルクはそれぞれ以下のもの原料になります。

ご参考までに。

ヘンプミルク・・・ヘンプシード(麻の実)

フラックスミルク・・・亜麻仁

アーモンドミルク・・・アーモンド

 

 

ちなみに、Naruoは元ヘビー牛乳ユーザー。たしか中学校卒業くらいまで、背を伸ばしたい一心で、毎日1リットルほど飲んでいました。摂取栄養素を表示する八角形のグラフは、いつもカルシウムだけ枠外の方に飛び出し、変な星座のようになっていました。

そして背は結局まったくのびませんでした。希望を込めて買った大きめの服は、今日に至るまでダボダボです。

 

あの時の私が、代替ミルクに出会っていれば、、、

 

牛乳とはまた違った栄養素の代替ミルク。ぜひお試しを!感想も待ってます!

 

 

Naruo


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